子供の英語教育には、まずは英語に楽しくたくさん触れるインプットがとにかく大事!!
おうちでも取り入れられるインプットにもってこいなのが絵本の読みきかせですよね。
でも、いざ英語絵本を読み聞かせてみようと思うと、こんなことありませんか?
・英語絵本って売っているお店が少ない
・ネットで見ても、どれがいいのかよく分からない
・買ってみて子どもにとって内容が難しすぎたりしないか不安
・英語に自信がないから読み聞かせられるか心配
そこで、私が実際に持っていて読み聞かせをしている本を、以下の2点を意識してできるだけ情報たっぷりにご紹介していきたいと思います。
- 買うかどうか悩んでいる方にとって必要な情報
- 買ったあと、読み聞かせる以上に楽しみつくす方法
記事の後半で読み聞かせる時の声かけフレーズをご紹介しますが、
その際発音やイントネーションを確認したい方は、
おうち英語チャンネル ― バイリンガルばあちゃんとママのおしゃべりタイム♪ー
という無料音声メディアアプリStand.fmでラジオ配信をしていますので、併せてご活用いただけたら嬉しいです!バイリンガルばあちゃんNanaの声で実際に聞けるのでかなり実践的かと思います♪
Where’s Spot 紹介の回
Where’s Spot を読み聞かせる時の声かけフレーズの回
では、今回ご紹介するのはこちら!
1980年に発売されて以来ロングセラーの英語仕掛け絵本、Spotシリーズ!
日本でも「子犬のコロちゃんシリーズ」として親しまれています。
どんな絵本なのかや、実際に読み聞かせる時のページごとの声掛けフレーズなどもお伝えしていきます!
ロングセラーの「Where’s Spot?」は初めての英語絵本にもおすすめ
著者:Eric Hill
出版社:Warne
初版:1980年
ページ数:24ページ
本のタイプ:ボードブック
対象年齢:3-5歳(HP参照)
お母さん犬のサリーが、夕飯を食べずにどこかへ行ってしまった息子スポットを探して家の中を歩き回ります。ドアの後ろにいるのかな?と仕掛けになっているドアを開けると、はちみつを食べているクマが「ここにはいないよ(”No”)」と言っています。
次は柱時計の中?ベッドの下?と、探していくたびに色んな動物が登場します。
最後はバスケットの中にいるのを発見!お母さんに見守られながらスポットがご飯を食べるというストーリーです。
読みやすいボードブック。
お母さん犬もSpotもとても可愛らしく、出てくる動物はどこか愛嬌のある表情をしていて、仕掛けをめくっていくのが楽しくなります。はっきりとした色使いなので赤ちゃんも目をひきやすいと思います。
隠れ場所の仕掛けも色々で、次に中にいる動物はなんだろう?とワクワクしながら楽しめます。
自然に語彙が増えるのも嬉しいポイントです。
各ページ1~2文。
文章は少なく難しい単語もあまりないので、英語に自信がないというお父さんお母さんでも読みやすいと思います。
ドアの後ろ=behind the door、ベッドの下=under the bed、バスケットの中=in the basketなど、前置詞が自然に学べるのもいいなと思います!
実践的な声掛けフレーズ例
英語絵本の中でも、仕掛け絵本は特に声掛けをしながら読むことで楽しさ倍増だと思います!
どんな風に声掛けをしたらいいのか、具体的にページごとの声掛けフレーズをご紹介していきます!
仕掛けをめくるときに共通して言えるのが、中にいる動物を指さして
「これは何かな?スポットじゃないね。〇〇(動物)だね!」というフレーズ。
これを英語では
”Oh! What’s this? Is this Spot? No, it’s not Spot. It’s ~ ”
というような表現ができます。最初はこれだけでもいいのかなと思います!
その他にも声掛けをしたい場合に使えそうなフレーズを、ページごとにご紹介していきます。
ぜひ絵本を片手に読み進めてみてください♪
■ドアの後ろにいるクマ
“Oh! What’s this? Is this Spot? No, it’s not Spot. It’s a bear!”
”It’s a big brown bear.”(茶色いクマだね)
”He’s eating honey.”(はちみつを食べてるね)
”What color is the bear?”(このクマは何色?)
”What color is the door?”(ドアは何色かな?)
■柱時計の中にいるヘビ
(Oh! What’s this? Is this Spot? No, it’s not Spot.)
”It’s a snake!”(ヘビだね)
”It’s long, isn’t it?”(ヘビは長いね)
”Ssss!”(ヘビの鳴き声。子どもが喜びます)
”What time is it?”(何時かな?←時計が読めるなら)
”Can you count the numbers?”(数字を数えられる?←時計の数字)
”What’s this? It’s a chair.”(これはなんだろう?椅子だね)
■グランドピアノの中にいるカバとトリ
”It’s a hippopotamus and a bird!”(カバとトリだね)
”Look at the hippopotamus, it’s big.”(カバを見てごらん、大きいね)
”Look at the bird, it’s little.”(トリは小さいね)
”What color is the piano?”(ピアノは何色かな?)
■階段下の収納の中にいるライオン
”Oh! It’s a lion. Roar!”(ライオンだ、ガオー!)
”How many flowers can you see?”(お花は何本ある?)
”What color is the telephone?”(電話は何色かな?)
■クローゼットの中にいるサル
”It’s a monkey!”(サルだね!)
”What’s he eating?”(何を食べてるのかな?)
”He’s eating bananas!”(バナナを食べてるね!)
”How many bananas? Can you count the bananas?”(バナナを数えられる?)
”What color is the bananas?”(バナナは何色かな?)
”Do you like bananas?”(バナナは好き?)
■ベッドスカートの中にいるワニ
”It’s an alligator!”(ワニだね)
”It’s big and long!”(大きくて長いね)
”Look, it has a big mouth.” (ワニの口は大きいね)
”Look at its teeth. It’s sharp.”(ワニの歯をみてごらん、とんがってるね)
■箱の中にいるペンギン
”Can you count the penguins?”(ペンギン何匹いるかな?)
”Let’s count the penguins.”(数えてみよう!)
■ラグの下にいるカメ
”It’s a turtle! ”(陸ガメと言いたければ、tortoise)
■お母さん犬がバスケットに向かって走っている
”Mommy’s running to the basket.”/”Mommy runs to the basket.”
(お母さん犬がバスケットに向かって走っているよ)
”Is Spot in the basket? Let’s see!”(スポットはこのバスケットの中かな?開けてみよう!)
”Yes, there’s Spot! He’s in the basket.”(いた!スポットはバスケットの中にいたんだね)
”Now he can eat his supper.”(これでご飯が食べられるね)
たくさんのシリーズがあるので、次々に読みたくなる♪
今回ご紹介したのは、Spotシリーズの中で一番最初に出版されたものです。
他にも、公園に行ったり、牧場に行ったり、美術館に行ったり。
他にも、ケーキ作りやクリスマスを題材にしたものなど、たくさんあるのでお子さんがSpotを好きになってくれたら、ぜひ次のお気に入りを見つけてみてくださいね♪
・読み聞かせをしていて子どもがこんな反応をしたよ
・こんな声掛けをしたら楽しかったよ
・著者のほかの作品でおすすめ知っているよ
などなど、素敵な情報がありましたらぜひコメント頂けたら嬉しいです♪
ラジオも併せてご活用いただけたら嬉しいです!
おうち英語チャンネル ― バイリンガルばあちゃんとママのおしゃべりタイム♪ー
Where’s Spot 紹介の回
Where’s Spot を読み聞かせる時の声かけフレーズの回